当時のソ連地域からの引揚者を巡る様々なエピソードを、主に彼らを待つ家族や恋人などの視点から語ったオムニバス映画。ドキュメンタリー・タッチの演出が随所になされ、当時の世相が色濃く反映されている。また、いわゆる「赤い引揚者」についての描写があるのも大きな特徴である。シベリアに抑留された夫を待つ妻を描いた『異国の丘』(1949年)を監督した渡辺邦男が、本作では監修としてクレジットされている。
大ホール
帰國 ダモイ
当時のソ連地域からの引揚者を巡る様々なエピソードを、主に彼らを待つ家族や恋人などの視点から語ったオムニバス映画。ドキュメンタリー・タッチの演出が随所になされ、当時の世相が色濃く反映されている。また、いわゆる「赤い引揚者」についての描写があるのも大きな特徴である。シベリアに抑留された夫を待つ妻を描いた『異国の丘』(1949年)を監督した渡辺邦男が、本作では監修としてクレジットされている。 ‘49(新東宝)(監)佐藤武(監修)渡邊邦男(脚)岸松雄(撮)山崎一雄(美)伊藤寿一(音)飯田信夫(出)井上正夫、野上千鶴子、和田信賢、堀雄二、大日方傳、莊司肇、山室耕、田中春男、山口淑子、堀越節子、泉麗子、池部良、藤田進 ■(監)=監督・演出 (原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術・装置 (音)=音楽 (出)=出演 |
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