岡部冬彦の漫画を、監督・千葉泰樹、脚本・笠原良三で映画化した新東宝版サラリーマン喜劇。ずうずうしいがどこか憎めないセールスマン「アツカマ氏」に小林桂樹、ガミガミうるさい上司の販売課長の「オヤカマ氏」に上原謙。支店長には森繁久彌が扮する。本作の翌年、オリジナル脚本に笠原、監督に千葉、社長に森繁、その秘書に小林を起用した『へそくり社長』（1956年）が公開され、のちにシリーズ化される。東宝「社長」シリーズの誕生である。
大ホール
よみがえる日本映画vol.3［新東宝篇］
The Little Known Japanese Cinema vol.3-NFC's Newly Acquired Collection from Major Film Studios
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| 2012.1.6-2.5 |
アツカマ氏とオヤカマ氏
（85分・35mm・白黒）
（85分・35mm・白黒）
‘55（新東宝）（監）千葉泰樹（原）岡部冬彦（脚）笠原良三（撮）西垣六郎（美）朝生治男（音）三木鶏郎（出）小林桂樹、上原謙、久保菜穂子、三原葉子、遠山幸子、花井蘭子、細川俊夫、井上大助、上田みゆき、相馬千恵子、森繁久彌、三遊亭金馬、美舟洋子、沢村昌之助、関三十郎
■（監）＝監督・演出 （原）＝原作・原案 （脚）＝脚本・脚色 （撮）＝撮影 （美）＝美術・装置 （音）＝音楽 （出）＝出演
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