娘の幸福を願って自らの人生を犠牲にする母を描く「母もの」。当時は、三益愛子主演の大映「母もの」シリーズが好評を博していた。このシリーズの人気にあやかり、新東宝が、三益及び彼女とよく組んだ小石栄一監督を起用してつくったのが本作。戦前に、母・英百合子、娘・原節子のキャストで東宝が製作した『母の曲』(山本薩夫監督、1937年)を、物語の展開はほぼそのままに、風俗などを同年代に置き直してリメイクした。
大ホール
母の曲
娘の幸福を願って自らの人生を犠牲にする母を描く「母もの」。当時は、三益愛子主演の大映「母もの」シリーズが好評を博していた。このシリーズの人気にあやかり、新東宝が、三益及び彼女とよく組んだ小石栄一監督を起用してつくったのが本作。戦前に、母・英百合子、娘・原節子のキャストで東宝が製作した『母の曲』(山本薩夫監督、1937年)を、物語の展開はほぼそのままに、風俗などを同年代に置き直してリメイクした。 ‘55(新東宝)(監)小石榮一(原)吉屋信子(脚)笠原良三(撮)岡戸嘉外(美)朝生治男(音)飯田三郎(出)三益愛子、安西郷子、宇津井健、田中春男、增田順二、淸川玉枝、花岡菊子、坪井哲、上原謙、木暮実千代 ■(監)=監督・演出 (原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術・装置 (音)=音楽 (出)=出演 |
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