尾崎一雄の「もぐら横丁」他いくつかの私小説短篇を、清水宏が吉村公三郎と共同脚色。当時の清水にとって久々のセット撮影中心の作品で、新東宝撮影所が利用された。貧乏作家の緒方=尾崎(佐野)と妻(島崎)の苦境に晒されながらも微笑ましい暮らしぶりが描き出される。もぐら横丁の長屋に暮らす大学生・伴克雄(和田)は檀一雄、夫妻を気遣う女流作家・早瀬稀美子(堀越)は林芙美子がモデル。また、尾崎士郎、壇、丹羽文雄が特別出演。
大ホール
もぐら横丁
尾崎一雄の「もぐら横丁」他いくつかの私小説短篇を、清水宏が吉村公三郎と共同脚色。当時の清水にとって久々のセット撮影中心の作品で、新東宝撮影所が利用された。貧乏作家の緒方=尾崎(佐野)と妻(島崎)の苦境に晒されながらも微笑ましい暮らしぶりが描き出される。もぐら横丁の長屋に暮らす大学生・伴克雄(和田)は檀一雄、夫妻を気遣う女流作家・早瀬稀美子(堀越)は林芙美子がモデル。また、尾崎士郎、壇、丹羽文雄が特別出演。 ‘53(新東宝)(監)(脚)清水宏(原)尾崎一雄(脚)吉村公三郎(撮)鈴木博(美)鳥井塚誠一(音)大森盛太郎(出)佐野周二、島崎雪子、日守新一、宇野重吉、若山セツ子、森繁久彌、和田孝、片桐余四郎、千秋實、磯野秋雄、杉寛、田中春男、堀越節子、天知茂、尾崎士郎、檀一雄、丹羽文雄 ■(監)=監督・演出 (原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術・装置 (音)=音楽 (出)=出演 |
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