実業界のパージとその解除という戦後の変容を背景として、「やとわれ社長」を中心にサラリーマンの哀歓を喜劇的に描く。森繁久彌が人事課長を演じた本作は、彼にとっての出世作ともなった。小林桂樹がぼんやりした愛嬌ある部下を、そして藤間紫が小粋で向こう気の強い芸者おこまをそれぞれ好演している。
大ホール
三等重役
（98分・35mm・白黒）
（98分・35mm・白黒）
'52（東宝）（出）小林桂樹（若原）、森繁久彌（浦島人事課長）、藤間紫（おこま）（監）春原政久（原）源氏鷄太（脚）山本嘉次郎、井手俊郎（撮）玉井正夫（美）北川惠司（音）松井八郎（出）河村黎吉、越路吹雪、関千惠子、島秋子、澤村貞子、小川虎之助、井上大助
■（監）＝監督 （製）＝製作 （原）＝原作・原案 （脚）＝脚本・脚色 （動）＝動画、アニメーション （撮）＝撮影 （美）＝美術・装置 （音）＝音楽 （照）＝照明 （出）＝出演 （解）＝解説・ナレーション
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