講談や浪曲などの語り物や演劇、そして映画で人気を博してきた「荒神山の喧嘩」が、戦後ようやくスクリーンに戻ってきた。吉良の仁吉（市川）は、女房・お菊（山田）への愛情と清水次郎長一家への義理との板挟みになりながらも、お菊の兄（進藤）と対決すべく、荒神山での決闘に赴く。山田五十鈴演じるお菊が侠客の生き様を繰り返し否定しているのが印象的。
大ホール
よみがえる日本映画vol.2［東映篇］
The Little Known Japanese Cinema vol.2 |
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| 2011.5.3-5.22 |
乱れ星荒神山
（77分・35mm・白黒）
（77分・35mm・白黒）
'50（東横映画）（監）萩原遼（原）村松梢風（脚）村松道平（撮）永塚一栄（美）小池一美（音）西梧郎（出）市川右太衛門、山田五十鈴、月形龍之介、髙田浩吉、進藤英太郎、飯田蝶子、山口勇、杉狂兒、大友柳太郎
■（監）＝監督・演出 （原）＝原作・原案 （脚）＝脚本・脚色 （撮）＝撮影 （美）＝美術・装置 （音）＝音楽 （出）＝出演
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