明治初年、朝敵として自藩での帰農を許されなかった岩出山藩士らが、主席家老・阿賀妻を中心に遠路石狩の原野へと、茨の道を歩む姿を描いた北海道開拓秘話。小説「石狩川」を原作に、チャンバラやお家騒動とは無縁の題材に挑んだ異色時代劇だが、満洲帰りのスタッフを多く抱えた東映にとって、自らの存在証明とも言える物語かもしれない。
大ホール
大地の侍
明治初年、朝敵として自藩での帰農を許されなかった岩出山藩士らが、主席家老・阿賀妻を中心に遠路石狩の原野へと、茨の道を歩む姿を描いた北海道開拓秘話。小説「石狩川」を原作に、チャンバラやお家騒動とは無縁の題材に挑んだ異色時代劇だが、満洲帰りのスタッフを多く抱えた東映にとって、自らの存在証明とも言える物語かもしれない。 '56(東映東京)(監)佐伯清(原)本庄陸男(脚)髙岩肇(撮)藤井靜(美)北川弘(音)小杉太一郎(出)大友柳太朗、髙千穂ひづる、伊藤久哉、三條美紀、杉村春子、髙木二朗、加東大介、日野明子、千田是也 ■(監)=監督・演出 (原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術・装置 (音)=音楽 (出)=出演 |
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