「日本映画の発見VI:1960年代」(2001年5-10月)より
山本周五郎の「おたふく物語」を依田義賢がシナリオ化し、三隅研次が監督した好篇。江戸日本橋、はせがわ町に、おしずとおたかという姉妹が病床の父を支えながらつつましく暮らしていた。おたかの結婚話を進めるために、おしずがついた一つの嘘が思わぬ波紋を呼んでいく。対照的な性格の姉妹と周囲の人情がきめ細やかに描かれている。
![]() 大ホール
なみだ川
(79分・35mm・カラー) 「日本映画の発見VI:1960年代」(2001年5-10月)より ’67(大映京都)(監)三隅研次(原)山本周五郎(脚)依田義賢(撮)牧浦地志(美)内藤昭(音)小杉太一郎(出)藤村志保、若柳菊、細川俊之、戸浦六宏、藤原釜足、安部徹、玉川良一、塩崎純男、春本泰男、水原浩一、町田博子 ■(監)=監督 (原)=原作・原案 (脚)=脚本 (撮)=撮影 (美)=美術 (音)=音楽 (出)=出演 (解)=解説・ナレーション |
![]() |