戦後第1作。占領軍の民主化政策に沿って、戦前の「京大事件」と「ゾルゲ事件」を題材にした久坂栄二郎の脚本を映画化。従来の日本映画には見られなかった原節子の強烈な女性像が話題となった。「これがはじめて僕にとっては”作品の上でものが言える”写真だな。だから、僕に反発する人とのアツレキがはじまったのもこの作品からなんだ」。
大ホール
わが靑春に悔なし
戦後第1作。占領軍の民主化政策に沿って、戦前の「京大事件」と「ゾルゲ事件」を題材にした久坂栄二郎の脚本を映画化。従来の日本映画には見られなかった原節子の強烈な女性像が話題となった。「これがはじめて僕にとっては”作品の上でものが言える”写真だな。だから、僕に反発する人とのアツレキがはじまったのもこの作品からなんだ」。 '46(東宝)(監)黒澤明(脚)久板榮二郎(撮)中井朝一(美)北川惠司(音)服部正(出)原節子、藤田進、大河内傳次郎、杉村春子、三好榮子、河野秋武、高堂國典、志村喬、深見泰三、清水將夫、田中春男 ■(監)=監督・演出 (原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術 (音)=音楽 (出)=出演 |
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