1949年に初演された長谷川幸延の同名戯曲を、黒澤が脚色した芸道ものの1本。澤田正二郎が率いる新国劇の頭取で、殺陣師上りの市川段平(月形)が、髪結いの妻・お春(山田)の献身的なささえを得ながら、リアリスティックな新しい殺陣を生み出そうと奮闘する。マキノ雅弘の回想によると、黒澤が執筆した脚本を、マキノが大幅に手直ししたという。
大ホール
殺陣師段平[1950年]
1949年に初演された長谷川幸延の同名戯曲を、黒澤が脚色した芸道ものの1本。澤田正二郎が率いる新国劇の頭取で、殺陣師上りの市川段平(月形)が、髪結いの妻・お春(山田)の献身的なささえを得ながら、リアリスティックな新しい殺陣を生み出そうと奮闘する。マキノ雅弘の回想によると、黒澤が執筆した脚本を、マキノが大幅に手直ししたという。 '50(東横映画)(監)マキノ雅弘(原)長谷川幸延(脚)黒沢明(撮)三木滋人(美)堀保治(音)大久保徳次郎(出)市川右太衛門、月形龍之介、山田五十鈴、杉狂児、月丘千秋、進藤英太郎、横山エンタツ、加藤嘉、原健作、髙松錦之助 ■(監)=監督・演出 (原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術 (音)=音楽 (出)=出演 |
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