家の外へ迷い出た子どもが東京中の名所を巡り無事家にたどり着くまでを描く。同年設立された日生劇場による石原慎太郎原案のPR映画で、大島が好んで取り上げた少年の題材に連なる1本としても興味深い。ヴェネチア国際映画祭児童映画部門銀獅子賞を受賞。
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小さな冒険旅行
家の外へ迷い出た子どもが東京中の名所を巡り無事家にたどり着くまでを描く。同年設立された日生劇場による石原慎太郎原案のPR映画で、大島が好んで取り上げた少年の題材に連なる1本としても興味深い。ヴェネチア国際映画祭児童映画部門銀獅子賞を受賞。 ’63(日生劇場映画部)(監)大島渚(原)石原慎太郎(脚)石堂淑朗(撮)舎川芳次(美)今保太郎(編)沼崎梅子(音)真鍋理一郎(出)中川春樹、佐藤慶、木村俊恵、浜村純、米倉斎加年、加藤嘉、左卜全、小松方正、日下武史、戸浦六宏、矢野宣、小山明子、渡辺文雄 ユンボギの日記
テレビ・ドキュメンタリー「青春の碑」(1964年)の取材で韓国を訪れた大島が現地で撮影した写真に、当時ベストセラーとなった韓国少年の手記「ユンボギの日記」の朗読を加えるという実験的な手法を試みた短篇作品。韓国や在日朝鮮人への関心は以後の作品でもさらに大きな位置を占めることになる。 ’65(創造社)(監)(脚)大島渚(原)イー・ユンボギ(撮)川又昻(編)浦岡敬一(音)内藤孝敏(解)小松方正 ■(監)=監督・演出 (原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術 (編)=編集 (音)=音楽 (出)=出演 (解)=解説・ナレーション |
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