帝銀事件の真相を、綿密な調査にもとづくオリジナル・シナリオで追究した熊井啓監督の第1作。その社会派としてのスタンスは晩年に撮られた『日本の黒い夏 [冤罪]』(2001年)にも見ることができる。銀行や警察署、新聞社など、セットによる現場の再現は、取調室で使われていたテーブルの大きさや椅子の配置といった細部にまで及んだ。
大ホール
帝銀事件 死刑囚
帝銀事件の真相を、綿密な調査にもとづくオリジナル・シナリオで追究した熊井啓監督の第1作。その社会派としてのスタンスは晩年に撮られた『日本の黒い夏 [冤罪]』(2001年)にも見ることができる。銀行や警察署、新聞社など、セットによる現場の再現は、取調室で使われていたテーブルの大きさや椅子の配置といった細部にまで及んだ。 ’64(日活)(監)(脚)熊井啓(出)草薙幸二郎(森田)(撮)岩佐一泉(美)千葉和彦(音)伊福部昭(出)信欽三、内藤武敏、笹森礼子、柳川慶子、井上昭文、北林谷栄、髙品格、垂水悟郎、鈴木瑞穂、佐野浅夫、平田大三郎、庄司永建、藤岡重慶、木浦佑三、伊藤寿章、長尾敏之助、宮崎準、雪丘恵介 ■(監)=監督 (製)=製作 (原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (録)=録音 (美)=美術・装置 (編)=編集 (音)=音楽 (出)=出演 (解)=解説・ナレーション |
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