深沢七郎のベストセラー小説を原作とする姥捨て伝説を、独特な様式美で描いた作品。黒子や引き幕など歌舞伎的な意匠とともに、赤や青の照明やカラーフィルターなどを用いた撮影テクニックが効果を上げている。楠田浩之は木下恵介の監督第1作で撮影監督デビューし、以来24年間同監督を支え続けた。
大ホール
楢山節考
深沢七郎のベストセラー小説を原作とする姥捨て伝説を、独特な様式美で描いた作品。黒子や引き幕など歌舞伎的な意匠とともに、赤や青の照明やカラーフィルターなどを用いた撮影テクニックが効果を上げている。楠田浩之は木下恵介の監督第1作で撮影監督デビューし、以来24年間同監督を支え続けた。 ’58(松竹大船)(撮)楠田浩之(監)(脚)木下惠介(原)深澤七郎(美)伊藤熹朔(音)杵屋六左衛門(長唄作曲)、野澤松之輔(浄瑠璃作曲)(出)田中絹代、高橋貞二、望月優子、市川団子、宮口精二、伊藤雄之助、東野英治郎、三津田健、小笠原慶子、織田政雄、西村晃、鬼笑介、高木信夫 ■(監)=監督 (製)=製作 (原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (録)=録音 (美)=美術・装置 (編)=編集 (音)=音楽 (出)=出演 (解)=解説・ナレーション |
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