軍の要請により製作された太平洋戦争3周年記念の大作。日本人の愛国心を謳う、数々の戦争と運命をともにした一家の三代記だが、ラストシーンでは、出征する息子を延々と追いかける母・わかの悲痛な思いを絹代が見事に表現し、木下監督の反戦メッセージを浮き彫りにした。
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陸軍
軍の要請により製作された太平洋戦争3周年記念の大作。日本人の愛国心を謳う、数々の戦争と運命をともにした一家の三代記だが、ラストシーンでは、出征する息子を延々と追いかける母・わかの悲痛な思いを絹代が見事に表現し、木下監督の反戦メッセージを浮き彫りにした。 ’44(松竹大船)わか(監)木下惠介(原)火野葦平(脚)池田忠雄(撮)武富善男(美)本木勇(出)笠智衆、東野英治郎、上原謙、三津田健、杉村春子、星野和正、長濱藤夫、信千代、細川俊夫、佐分利信、佐野周二、原保美 ■(監)=監督・演出 (原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術・装置 (音)=音楽 (出)=出演 |
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