貧乏小説家が空想の中で作り上げた物語と、物語のモデルとなった娘の恋物語を映画の中で対比させた、島津保次郎脚本・監督のユニークな一篇。前者の純情可憐な娘と、後者のはすっぱでこましゃくれた現代娘という正反対な役柄を絹代が魅力的に演じ別けるのが、本作の醍醐味となっている。
大ホール
お小夜恋姿
貧乏小説家が空想の中で作り上げた物語と、物語のモデルとなった娘の恋物語を映画の中で対比させた、島津保次郎脚本・監督のユニークな一篇。前者の純情可憐な娘と、後者のはすっぱでこましゃくれた現代娘という正反対な役柄を絹代が魅力的に演じ別けるのが、本作の醍醐味となっている。 ’34(松竹蒲田)お小夜(監)島津保次郎(撮)桑原昻(美)脇田世根一(音)早乙女光(出)山内光、葛城文子、宮島健一、坪内美子、野寺正一、青木しのぶ、河村黎吉、水島亮太郎、高杉早苗、斎藤達雄、小林十九二、結城一朗 ■(監)=監督・演出 (原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術・装置 (音)=音楽 (出)=出演 |
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