1935年2月日本公開。観光客がカジノで落とす金を財源とする架空の国カジナリオが舞台。大富豪のバンコ氏が同国を乗っ取り、独裁者にのし上がる。暗殺も失敗に終わり、頭を打ったバンコ氏は次々とデタラメな法令を発令する。当時のドイツ政府を皮肉った喜劇で、クレールが戦前フランスで監督した最後の作品となった。
大ホール
最後の億万長者
LE DERNIER MILLIARDAIRE 1935年2月日本公開。観光客がカジノで落とす金を財源とする架空の国カジナリオが舞台。大富豪のバンコ氏が同国を乗っ取り、独裁者にのし上がる。暗殺も失敗に終わり、頭を打ったバンコ氏は次々とデタラメな法令を発令する。当時のドイツ政府を皮肉った喜劇で、クレールが戦前フランスで監督した最後の作品となった。 ’34(フランス)(監)(脚)ルネ・クレール(撮)ルドルフ・マテ、ルイ・ネー(美)リュシアン・アゲタン、リュシアン・カレ(音)モーリス・ジョベール(出)マックス・デアリー、ルネ・サン=シール、マルト・メロ、シャルル・レジー、ジョゼ・ノゲロ、レイモン・コルディ ■(監)=監督 (原)=原作・原案 (脚)=脚本 (撮)=撮影 (美)=美術 (音)=音楽 (出)=出演 |
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