野村芳太郎の、サスペンス映画と並ぶ看板ジャンルである喜劇を代表する一篇。無学でとことん人情に弱く、軍隊生活を極楽だと思っている鈍重な男の姿を淡々と描写し、渥美清という笑いと哀しみを同時に体現できる演技者の力を引き出している。
大ホール
拜啓天皇陛下様
野村芳太郎の、サスペンス映画と並ぶ看板ジャンルである喜劇を代表する一篇。無学でとことん人情に弱く、軍隊生活を極楽だと思っている鈍重な男の姿を淡々と描写し、渥美清という笑いと哀しみを同時に体現できる演技者の力を引き出している。 ’63(松竹大船)(監)(脚)野村芳太郎(出)多々良純(浦上准尉)、小田切みき(浦上の妻)(原)棟田博(脚)多賀祥介(撮)川又昻(美)宇野耕司(音)芥川也寸志(出)渥美清、左幸子、中村メイ子、高千穂ひづる、長門裕之、藤山寛美、加藤嘉、西村晃、森川信、穂積隆信、桂小金治、葵京子、津村映子 |
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