家庭内では弱者でしかなかった主婦が、強盗に強姦されて以来、逆に強者へと変貌してゆく。もとより女の強さに注目してきた今村にとって、それまでと異なる女の強さを提示した本作は特にお気に入りの一作だという。室内も含めてのオールロケ、元日劇ミュージックホールのヌード・ダンサーであった春川の起用などには、今村のこだわりが感じられる。
大ホール
赤い殺意
家庭内では弱者でしかなかった主婦が、強盗に強姦されて以来、逆に強者へと変貌してゆく。もとより女の強さに注目してきた今村にとって、それまでと異なる女の強さを提示した本作は特にお気に入りの一作だという。室内も含めてのオールロケ、元日劇ミュージックホールのヌード・ダンサーであった春川の起用などには、今村のこだわりが感じられる。 ’64(日活)(原)藤原審爾(脚)長谷部慶次、今村昌平(撮)姫田真左久(美)中村公彦(音)黛敏郎(出)春川ますみ、西村晃、露口茂、楠侑子、赤木欄(蘭)子、北林谷栄、北村和夫、小沢昭一、宮口精二、加藤嘉、近藤宏、北原文枝、殿山泰司、加原武門、糸賀靖雄、山之辺潤一、久松洪介、井東柳晴 ■(監)=監督 (製)=製作 (原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色・コメンタリー (撮)=撮影 (美)=美術 (衣)=衣装 (録)=録音 (音)=音楽・選曲 (解)=解説・ナレーター (出)=出演 |
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