岩波映画時代の仲間だった田原総一郎のルポルタージュに刺激された黒木が、原子力発電所の事故隠蔽の体質を告発した作品。原田芳雄を主人公にしたやくざ映画の体裁をとっているが、演出にあたって黒木の念頭にあったのはカフカの「城」だったという。ただ、その発想を優先したため、かえって原発への理解が不十分になったと監督は後に述べている。
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原子力戦争
(106分・35mm・カラー) 岩波映画時代の仲間だった田原総一郎のルポルタージュに刺激された黒木が、原子力発電所の事故隠蔽の体質を告発した作品。原田芳雄を主人公にしたやくざ映画の体裁をとっているが、演出にあたって黒木の念頭にあったのはカフカの「城」だったという。ただ、その発想を優先したため、かえって原発への理解が不十分になったと監督は後に述べている。 ’78(文化企画プロモーション=日本アートシアターギルド)(原)田原総一郎(脚)鴨井達比古(撮)根岸栄(美)丸山裕司(音)松村禎三(出)原田芳雄、山口小夜子、風吹ジュン、石山雄大、浜村純、佐藤慶、和田周、草薙幸二郎、西山嘉孝、戸浦六宏、鮎川賢、早野寿郎、能登智子、糸賀靖雄、岡田英次 ■(監)=監督 (製)=製作 (原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色・コメンタリー (撮)=撮影 (美)=美術 (衣)=衣装 (録)=録音 (音)=音楽・選曲 (解)=解説・ナレーター (出)=出演 |
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