特殊撮影を手がける前の円谷が、撮影と監督を務めた長篇の国策記録映画。インドシナ、マレー、ハワイ、南洋諸島をめぐる海軍の練習艦隊に同行し、練習生の艦上生活をスケッチしつつ、寄港先の国々の民情風俗を丁寧に紹介している。
大ホール
赤道越えて
特殊撮影を手がける前の円谷が、撮影と監督を務めた長篇の国策記録映画。インドシナ、マレー、ハワイ、南洋諸島をめぐる海軍の練習艦隊に同行し、練習生の艦上生活をスケッチしつつ、寄港先の国々の民情風俗を丁寧に紹介している。 ’36(太秦発声映画=横浜シネマ商会)(構)(監)(撮)圓谷英二(編)(解)青地忠三(音)飯田信夫 海軍爆撃隊
海軍爆撃機の空中戦を、ミニチュアと空撮映像を組み合わせて描いた戦争国策映画。撮影は三木茂だが、円谷が初めて専門的に特撮を手がけた作品で、関西のコレクター宅で発見され、大阪芸術大学を中心とする「復元委員会」が復元した。本来の上映時間は79分である。 ’40(東宝東京)(撮)三木茂(特撮)円谷英二(監)(脚)木村荘十二(脚)北村小松(美)阿部輝明、北川恵笥(音)早坂文雄(出)手塚勝巳、佐山亮、三木利夫、津田光男、藤田進、谷三平、宇野重吉 |
|