支那事変後方記録 上海
(77分・16mm・白黒)
’38(東宝文化映画部)(撮)三木茂(編)亀井文夫(音)飯田信夫(解)松井翠声
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【上記作品解説】
『黒い太陽』は、1936年6月19日、北海道での皆既日食を助手の林田重男とともに捉えたもので、日食の全過程のほか、紅焔(プロミネンス)、コロナ、そして世界初となる閃光スペクトルの撮影に成功した。また『上海』は三木の東宝文化映画部での初仕事で、日本最初の現地同時録音による記録となった。移動撮影やパノラマ撮影などを駆使して廃墟の街や激戦の跡をくっきり捉えている。