1930年代後半に流行した「文芸映画」の一本で、室生犀星の同名小説の最初の映画化である(戦後に成瀬巳喜男と今井正がリメイク)。多摩川べりの家を舞台に、男に捨てられて妊娠して家に戻ってきた妹と、愛するがゆえに妹を許せずつらく当たってしまう兄の愛憎を濃密に描く。
大ホール
兄いもうと
1930年代後半に流行した「文芸映画」の一本で、室生犀星の同名小説の最初の映画化である(戦後に成瀬巳喜男と今井正がリメイク)。多摩川べりの家を舞台に、男に捨てられて妊娠して家に戻ってきた妹と、愛するがゆえに妹を許せずつらく当たってしまう兄の愛憎を濃密に描く。 ’36(P.C.L.映画製作所)(撮)立花幹也(監)木村莊十二(原)室生犀星(脚)江口又吉(美)阿部輝明(音)近衛秀麿(出)竹久千惠子、丸山定夫、小杉義男、英百合子、堀越節子、大川平八郎 |
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