会場
東京国立近代美術館フィルムセンター 展示室(常設展)
2003年11月18日(火)~2010年12月26日(日)
11:00am-6:30pm
(入場は午後6時まで)
一般200(100)円/大学生・シニア70(40)円/高校生以下及び18歳未満、障害者(付添者は原則1名まで)、MOMATパスポートをお持ちの方、キャンパスメンバーズは無料
* 料金は企画展の入場料を含みます。
* ( )内は20名以上の団体料金です。
* フィルムセンター大ホール/小ホールで映画をご覧になった方は、当日に限り半券のご提示により団体料金が適用されます。
*学生、シニア(65歳以上)、障害者、キャンパスメンバーズの方はそれぞれ入室の際、証明できるものをご提示ください。
*2010年10月31日(中央区まるごとミュージアム)は無料観覧日です。
(協)日本映画撮影監督協会、(社)日本映画製作者連盟、(社)日本映画テレビ技術協会/(株)エコー、松竹(株)、大映(株)、東映(株)、東宝(株)、日活(株)、虫プロダクション(株)
歴史的な装置、映画人の遺品、発掘された映画たち…
ワーウィック撮影機 初期の映画スタジオで活躍した木製箱型のキャメラ。Mパテー商会では白瀬矗中尉の第二次南極探検(1910~1912年)の記録にも用いられた。
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開設以来50年の間に収集された貴重なコレクションを一挙公開
「国立近代美術館」(現東京国立近代美術館)の設置に伴い、国立機関としては日本で唯一の映画部門「フィルム・ライブラリー」(現フィルムセンター)が誕生したのは、1952(昭和27)年のことでした。そして映像の時代が第2世紀を迎えた現在、文化遺産あるいは歴史資料としての映画を散逸から守ることは、ますます大きな課題となりつつあります。開設以来、フィルムセンターが収集してきたフィルム素材も現在では30,000本近くを数えるに至っていますが、これらと並びコレクションの重要な位置を占めているのが20,000冊以上の映画図書や30,000冊の撮影台本、42,000枚のポスター、372,000枚のスチル写真、その他の映画関係資料です。
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「日本南極探檢」(Mパテー商会、1912年、田泉保直撮影)
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大藤信郎千代紙作品
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大藤信郎アニメーション撮影台
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フィルムセンター開設50周年にあたる 2002年、11月の開始以来ご好評を得てきた「展覧会映画遺産」を常設展示として再オープンする本展覧会は、これらの膨大なコレクションの中から映画人の遺品や初期の映画機械など、とくに公開の機会が限られていた珍しいアイテムを一堂に集めて展示する一方、過去に行われた映画の発見・復元の成果を紹介しながら日本の映画保存運動の軌跡を振り返るものです。フィルムセンターが誇る貴重なコレクションの数々を、どうぞこの機会にご覧ください。
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パルボ撮影機 ベル&ハウエルとともに撮影所の人気を二分した、無声映画の黄金期を代表する名機。
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フィルムセンター開館当時の展示会場風景
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「続大岡政談 魔像解決篇」(日活太秦、1931年、伊藤大輔監督)撮影スナップ (左より)大河内傳次郎、伊藤監督、唐沢弘光キャメラマン
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フィルムセンター開館ポスター ニューヨーク近代美術館との共催で開かれた1970年の開館記念特集ポスター
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モスクワにおける日本映画展の会場(1930年頃)
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〒104-0031 東京都中央区京橋3-7-6
お問い合わせ: ハローダイヤル 03-5777-8600
東京国立近代美術館ホームページ http://www.momat.go.jp/
▼ 交通
東京メトロ銀座線京橋駅下車、出口1から昭和通り方向へ徒歩1分
都営地下鉄浅草線宝町駅下車、出口A4から中央通り方向へ徒歩1分
東京メトロ有楽町線銀座一丁目駅下車、出口7より徒歩5分
JR東京駅下車、八重洲南口より徒歩10分