会場
東京国立近代美術館フィルムセンター 展示室(企画展) 会期
2007年4月24日(火)~10月21日(日) 休室日
*月曜日および 2007年7月23日(月)-7月 26日(木)は休室です。 観覧料
一般200円(100円)/大学生・シニア70円(40円)/高校生40円(20円)/中学生以下・障害者(付添者は原則1名まで)は無料 主催
東京国立近代美術館フィルムセンター 日本人の手で撮影された最初の映画が公開されたのは1899(明治32)年。また、1908(明治41)年以降は撮影所の建設もはじまり劇映画の量産がいよいよ本格化しますが、日本映画に職業的な映画女優が現れるのは、それからさらに10年後のことでした。それまでの歌舞伎や新派出身の女形たちにかわり、映画女優第一号といわれる「生の輝き」(1919年)の花柳はるみや「島の女」(1920年)の川田芳子、「寒椿」(1921年)の水谷八重子などが銀幕デビューを飾るのは、いずれも1920年前後のことでした。そして、その背景となったのは国活や大活、松竹といった新興プロダクションの誕生や、欧米映画に範を仰いだ進歩的な映画人による映画劇の革新運動でした。女優は、新しい時代の映画を象徴する存在だったともいえます。本展では、無声映画時代からトーキー時代、戦後の黄金期にかけて日本映画を彩った女優たちの変遷を、フィルムセンター所蔵のスチル写真やプロマイドなどでたどります。 |
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