北フランスの町から町へ、ひとり芝居の巡業を続ける中年の女優イレーヌは、車が故障して困っていた時、親切な年下の男ドリスに助けられ、お礼に彼を芝居に招待する。彼は、祭りのパレードのために巨大な張り子の人形を作り、祭りの際には人形の中に入って動かすというユニークな仕事をしていた。イレーヌの不思議な魅力に抱かれて、ドリスは巡業する彼女を追いかけ。一緒に舞台に立つようになる。イレーヌも家で待つ夫と子どもへの電話を欠かさないけれど、ドリスへの思いは抑えようがない。恋に落ちた2人は一緒に旅を続け、幸せな時間を共にする。しかし、舞台の合間に、2人は次第にすれ違うようになる。やがて旅が終わる時、2人の恋のゆくえはどうなるのだろうか?
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