2010年7月21日(水) 6:00pm-9:00pm
※終了時刻は予定
当日券:余裕あり
忘れがたい日本のファンタジー
美術監督・種田陽平がセレクト&解説
聞き手:船曳真珠監督
『愛の亡霊』1978年、大島渚監督
(107分・35mm・カラー)
種田陽平(美術監督)
武蔵野美術大学油絵科在学中に寺山修司監督作品に参加、映画界に。1986年『ノイバウテン 半分人間』で美術監督となり、以降『スワロウテイル』『不夜城』『キル・ビル Vol.1』『THE 有頂天ホテル 』『フラガール 』『ザ・マジックアワー』など手がけた話題作多数。2009年の『空気人形』『ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~』で、文化庁芸術選奨・文部科学大臣賞を受賞。著書に『ホット・セット』『TRIP for the FILMS 』『どこか遠くへ』がある。美術監督をつとめた展覧会「借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展」(東京都現代美術館/7月17日から10月3日まで)と 「小さなルーヴル美術館」展(メルシャン軽井沢美術館/10月24日まで)、また李相日監督の新作『悪人』も9月11日に公開予定。
船曳真珠(映画監督)
東京大学在学中に初監督した『山間無宿』(2000年)が調布映画祭でグランプリを受賞。その後も自主制作を続け、映画美学校フィクション科を経て短篇『夢十夜・海賊版「第五夜」』(2007年に吉祥寺バウスシアター公開)を監督。2006年東京藝術大学大学院映像研究科に入学、在学時に監督した『夕映え少女』と卒業制作『錨をなげろ』は共に2008年に渋谷ユーロスペースで公開された。2009年には初の長篇劇場作品『携帯彼氏』が全国30館以上で公開。最新作『テクニカラー』は上映企画「桃まつりpresentsうそ」に参加し、2010年に渋谷ユーロスペースなどで公開された。