過去の展示
- 2020.2.10 - 2.23 会場:東京メトロ銀座駅地下コンコース(Ginza Sony Park前)ほか
※館外での開催になりますのでご注意ください - 館外事業
モダン東京と映画館
シネマの街 銀座・丸の内・日比谷
Modern Tokyo and its Cinemas
The Cinema District: Ginza, Marunouchi and Hibiya
このたび国立映画アーカイブ(NFAJ)は、所蔵資料を館外のオープンスペースで展示する企画「モダン東京と映画館 シネマの街 銀座・丸の内・日比谷」を、2月10日(月)より東京メトロ銀座駅地下コンコース(Ginza Sony Park前)にて開催します。また期間中の2月22日(土)には、Ginza Sony Parkのオープンカレッジ「Park College(*)」で、クロストークと無声映画の上映イベントを行います。
* Park Collegeは、Ginza Sony Parkで開催している、各界の著名人や専門家を講師・ゲストとして招き、建築・アート・都市開発・ファッション・テクノロジーなど、さまざまなテーマをもとにしたオープンカレッジです。今回はその第6回目になります。
オープン展示
会場:東京メトロ銀座駅地下コンコース(Ginza Sony Park前)
会期:2020年2月10日(月)~23日(日)
料金:無料
主催:国立映画アーカイブ
銀座で愉しむ、昭和初期モダン東京の香り
国立映画アーカイブは、映画のフィルムを文化財として収集・保存し、積極的な上映活動を行うと共に、ポスター・スチル写真・シナリオ・プレス資料・機材・書籍といった映画資料のコレクションも有し、活用の幅を広げ、アクセシビリティを高めるためのデジタル化を進めています。
本展示では、銀座・丸の内・日比谷を結ぶ東京メトロ銀座駅の地下コンコース(Ginza Sony Park前)の空間で、国立映画アーカイブがデジタル化した所蔵資料の中から、この地区にあった映画館・劇場の威容を貴重な資料写真6点でご紹介し、併せて1930年代のあでやかな映画ポスター4点をご覧いただきます。この小展示を通して、映画の奥深さに触れていただきながら、古き良き銀座の街並みに思いを馳せていただければ幸いです。
帝国劇場
丸ノ内松竹劇場
日本劇場
『兄いもうと』(1936年、木村荘十二監督)
『淑女は何を忘れたか』(1937年、小津安二郎監督)
国立映画アーカイブ所蔵
Park College #06「モダン東京と映画館 シネマの街 銀座・丸の内・日比谷」
クロストークでは「モダン東京と映画館」をテーマに、昨年『藤森照信のクラシック映画館』を上梓した建築史家の藤森照信氏と、歴史的な記録映像を通じて東京の風景を探索するとちぎあきら氏が、近代東京の映画館とその建築について語り合います。
続く無声映画上映では、東京見物をする親子の視線を通して大正末期の東京を活写したユーモラスな映画『公衆作法 東京見物』(国立映画アーカイブ所蔵)を、活動写真弁士坂本頼光氏の語りと湯浅ジョウイチ氏の生演奏つきで上映します。
50 年前に建てられたソニービルの内装がところどころ残り、現代建築の遺構を垣間見ることのできるGinza Sony Park で、昭和初期のモダン東京に触れ、まるで古き良き銀座にタイムトリップしたかの様な時間をご体験ください。
▶2月22日(土)14:00~17:00
会場:Ginza Sony Park PARK B4/ 地下4階
14:00~15:00 クロストーク
テーマ:モダン東京と映画館
出演者: 藤森照信(建築史家・建築家)、とちぎあきら(フィルムアーキビスト)
16:00~17:00 無声映画上映
上映作品:『公衆作法 東京見物』(1926年/文部省/56分/Blu-ray)
【弁士】坂本頼光、【音楽伴奏】湯浅ジョウイチ
参加費:無料
※別途「"BEER TO GO" by SPRING VALLEY BREWERY」でワンオーダー(500 円/税込)をお願いします。
URL :https://www.ginzasonypark.jp/program/011/
SNS :@ginzasonypark (instagram, twitter, facebook) #ginzasonypark
*混雑時は、入場制限をさせていただく場合があります。
*その他、Park Collegeについての詳細情報はGinza Sony Park Web サイトおよび SNS よりご確認ください。
主催:Ginza Sony Park/国立映画アーカイブ